ハゲ治療も9ヶ月目に入りだいぶフサフサになってきました。そんな矢先に2回目の初期脱毛を経験することになるとは。
今回はハゲ治療9ヶ月の成果を写真で比較し、2回目の初期脱毛についてと９ヶ月までの体調変化をご報告します。
また2回目の初期脱毛の原因や対策も解説しますので心配は無用です。
個人ブログだからこそ伝えられる「ハゲ治療のリアルな体験と真実」を皆さんにお伝えできれば幸いです。
いいとこだけ切り抜いた企業発信の情報とは違うのです。
1年の総集編がついに完成しました。↓↓
髪の生え方を始め、体調面や費用などハゲ治療をする前に知っておくべき情報をすべて書きました。
正直９ヶ月目記事よりいいこと書いてます(笑)
ハゲ治療開始から９ヶ月が経過
私のハゲ治療も９ヶ月目に突入しました。
ここまでくるとハゲていた頃が懐かしいとまで思えます。もうあの頃の自分とは完全に別人です。
今回はハゲ治療9ヶ月目の成果を写真で確認し、今までかかった治療費や続けるコツなどをご紹介します。
９ヶ月続けばもうほぼ安心でしょう。
９ヶ月続けたハゲ治療の成果を写真で確認
ハゲ治療前と9ヶ月目の髪の状況を写真で比較してみましょう。
ハゲ治療前と比べて9ヶ月目は髪の密度が圧倒的に濃くなっているのがわかります。
スカスカで頭皮が見えていた部分はほぼ無くなり、頭皮が見えているのはつむじ部分くらいです。
密度だけではなく髪の毛自体にも変化が見られました。
元々軟毛で細い髪の毛だったのが、太くてしっかりとコシのある髪になりました。
写真でみてもわかるように、9ヶ月目はツヤがありまとまる髪に変わっています。
もちろんどちらの写真もワックスなどの整髪料は一切つけていません。
９ヶ月で別人のような髪を手に入れたといっても過言ではないでしょう。
ただし1点補足しておくと、ハゲ治療開始から半年目以降「髪の改善は鈍化」しています。
こちらが半年目と9ヶ月目の比較写真。
分け目の違いくらいの差しかないように思えます。
私の場合はハゲ治療の効果がでるのが早かったので、半年以降はほぼ現状維持といった改善具合です。
まぁ正直ここまで生えれば現状維持でも問題ないんですけどね(笑)
頭頂部だけではなくおでこの生え際も見ていきましょう。
分かりやすいように同じ個所を赤枠で囲ってみました。
以前は砂漠地帯だった箇所にもしっかりと毛がはえているのが分かると思います。
M字部分にもしっかりと効果がでている証です。
生え際の角度を見るとさらに改善度合いが分かりやすいでしょう。
明らかに生え際の角度が上がっています。
ハゲ治療によっておでこが狭くなったので、9ヶ月目はウキウキでサイドを刈り上げちゃってますもんね。
では半年目との比較はどうでしょうか。
半年目ではちょっとまばらだった生え際の髪が３ヶ月目にはびっしり生えているのがわかります。
生え際に関しては半年目から3ヶ月目で成長の鈍化は見られず、いいペースで増毛しています。
ハゲ治療で先に改善するのは頭頂部で、あとからじっくり良くなるのが生え際だという事が分かりました！
では９ヶ月目の成果をまとめてみましょう
- 頭頂部は密度の濃い髪がびっしり生えてきた
- 半年目から頭頂部の増毛ペースは鈍化した
- 生え際は徐々に前進していた。
- 生え際は半年目からも同じペースで増毛していた。
個人差はありますが、仲間内もみんな同じくらいの成果が出てます。
９ヶ月分のハゲ治療費は？
9ヶ月分のハゲ治療費は13万8,000円ほどでした。
内訳は髪を生やす薬「ミノキシジル」が1ヶ月あたり8,000円を9ヶ月で72,000円。
抜け毛を防ぐ薬「デュタステリド」が1ヶ月あたり7,000円を9ヶ月で63,000円。
最初に行った血液検査代が１回3,000円です。
※クリニックの診察代金は「ミノキシジル」や「デュタステリド」の料金に含まれています。
私はすべての受診を１回15分程度のオンラインで済ませています。
店舗で受診するよりもオンラインで受診した方が１割くらい安くなり、上記の価格はオンライン受診した際の値段です。
また、私の場合は「短期間で増毛するプラン」を選択しました。
もし「長期間での増毛プラン」にするとひと月あたり約2,000円しか費用はかかりません。
2,000円のプランだと「フィナステリド」というAGAを抑制する薬のみを使用し、1年くらいかけてゆっくりと薄毛を改善します。
正直に言うとこのプランが一番コスパ最強です。
ただ、目に見える髪の変化が遅いので「本当に効果がでているのだろうか」と不安になるかもしれません。
ですが日本皮膚科学会はフィナステリドを最高推奨ランクのA*1と位置付けたことから、ハゲ治療に有効である事は証明されています。
クリニックではお金も入り、結果も早く出る「短期増毛プラン」を進めてくる可能性が高いですが、できる限り早く生やしたい人でなければ費用の少ない「長期増毛プラン」がおすすめです。
※1：参考「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン２０１７年版」（日本皮膚科学会）
https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/AGA_GL2017.pdf
私は情報不足でハゲ治療を開始してしまいました。。。
ハゲ治療を９ヶ月続けるコツは？
ハゲ治療を始めても長く続かない人が時々います。
長く続かない主な理由は以下の通りです。
- 生活リズムが一定でない
- 飲み忘れの頻度が激しい
- お金が足りない
（1）生活リズムが一定でない
生活リズムがいつもバラバラの人はハゲ治療が長く続かない傾向にあります。
ハゲ治療は基本的に１日１回決まった時間に薬を飲むだけです。
しかし生活リズムが整っていない人は毎日決まった時間に薬を飲むことができません。
前後1～2時間などの誤差なら大丈夫ですが、朝飲んだり夜飲んだりと飲む時間がバラバラであれば効き目が薄くなります。
よって効果を実感しずらく、ハゲ治療を長く続けることができないのでしょう。
（2）飲み忘れの頻度が激しい
飲み忘れの頻度が激しい人もハゲ治療が続かない場合が多いでしょう。
ハゲ治療は一定のペースで頭部に効き目を与えることが大切です。
1日だけならまだしも、何日も連続で飲み忘れをおこなえば効き目は半減します。
また1回飲み忘れたからといって次の日に2回飲むは絶対にダメです。
きちんと毎日ほぼ同じ時間に飲むことで最も効果を発揮します。
（3）お金が足りない
これはかなり切ない理由ですが、実際にあり得る問題です。
現代のハゲ治療は基本的に社会人であれば払える金額だと思います。
しかしフリーターで貯金の無い人や急にリストラされた人などはハゲ治療に回すお金が無い場合もあるでしょう。
また無駄に高いプランをクリニックから提案され、そのプランを続けている場合はお金が払えなくなる可能性も高いです。
お金に余裕が無い人は、さきほど紹介したコスパ最強のフィナステリドを使ってみることをおすすめします。
クリニックによっては月々2,000円程度でハゲ治療をおこなえるので、よっぽどのことが無い限り払い続けられるでしょう。
★９ヶ月続けられたコツ
私がハゲ治療を９ヶ月続けられたコツは朝起きて一番初めに薬を飲んだ事です。
朝の習慣は疲れや急な予定に邪魔される心配が少なく、最も続けやすいといわれています。
また「ミノキシジル」はお酒との併用がダメなので、飲み会が入る夜は避けた方が良いです。
朝に飲むことで１日を通して「薬を飲み忘れる心配」を無くすこともできます。
薄毛の人は心配性が多いので、1つ不安が消えるというのは侮れない心理的メリットです。
皆さんもハゲ治療をおこなう際はぜひ朝一に飲んでみましょう！
簡単なコツですが、何気に重要なんです。
２回目の初期脱毛を経験
ハゲ治療から9ヶ月目にして、なんと2回目の初期脱毛を経験することになりました。
クリニックの症例を探しても初期脱毛が期間を開けて2回起こった人は珍しいようなので、私の体験を皆さんと共有できればと思います。
シャンプー終わりにふと手を見ると…。
9ヶ月目にして2回目の初期脱毛を経験
ハゲ治療をおこなうと最初の2～4週間目くらいで「初期脱毛」という現象がまれに起こります。
この初期脱毛は元々生えていた古い髪を下から生えてくる新しい髪が押し上げることで、一時的に抜け毛が増える現象です。
初期脱毛について詳しく知りたい人は、以下の記事に詳しく記載しています。
1回目の初期脱毛を経験した後は特に抜け毛が増えることも無く順調に増毛をしていました。
しかし、ある日シャンプーをした後の手を何気なく見てみると…
１０数本くらいの髪の毛が左右の手に絡まっていたのです！！
ハゲ治療前はもっとひどかったですが、それ以降は「初期脱毛」以来の抜け具合。
いったいどうしたのか。。。
生活習慣も、食生活も今まで通り、特にストレスも感じる事は無く、毎日薬も飲んでいる。
抜け毛が起きる原因が思い当たらず私はとてつもない不安に駆られました。
ちなみに2回目の初期脱毛時の頭皮がこちら
治療前よりは全然ましですが、半年目よりもちょっとハゲてますよね。
これはまずい。と思ったのですが放置しておいたところ
2週間くらいで抜け毛はおさまりました！
初期脱毛の時期は正確に言うと9ヶ月目よりも少し前。そして９ヶ月目を少し超えたあたりに撮った写真が冒頭の成果に載せている写真です。
なので本当に一時的なものでした。
ただし抜け毛が増えて頭皮が少し薄くなるとかなりビックリするし、不安になります。
「こういった事例もある」ということと「気にせず今まで通りに過ごしたら治る」ことを知っておけば、2回目の初期脱毛も冷静に乗り切れるでしょう。
気にする必要が無いと知っておくとストレスも軽減されます。
２回目の初期脱毛の原因は？
２回目の初期脱毛は珍しいようなので、私がクリニックの先生に相談した内容と考察をふまえてお伝えします。
状況から考えられる原因は以下の3つだそうです。
- 季節性による脱毛
- シャンプーを変えたことによる脱毛
- ヘアサイクルの影響
・季節性による脱毛
一番可能性が高いのは「季節の変わり目に起こる脱毛が原因」の説です。
2回目の初期脱毛が起こったのはちょうど真夏のピークを越えたあたりでした。
真夏は紫外線が強く当たるため、薄毛にとってはやっかいな季節です。
強い紫外線を浴び続けると頭皮にダメージが蓄積されます。
蓄積されたダメージがピークを迎えると頭皮の炎症や脱毛に繋がります。
炎症の場合は症状が出るのが早いため、真夏におこることが多いです、
一方脱毛は少し遅れてやってくるため、だいたい夏から秋に移る頃に最も抜け毛が多くなります。
2回目の初期脱毛も脱毛時期と被っていたため、季節性による脱毛が主な原因ではないかと言われました。
・シャンプーを変えたことによる脱毛
2回目の初期脱毛がおこる数週間前にシャンプーを変えました。
もしかするとそのシャンプーが私に合わない物だったのでは、とクリニックの先生はおっしゃっていました。
しかしその可能性は低いと私は思っています。
というのも以前記事を書くためにシャンプーについてはかなり詳しく調べ、頭皮に良いシャンプーとは何かを知っています。
↓その時の記事
今回はあえて頭皮にやさしいアミノ酸シャンプーを厳選して購入しました。
またシャンプーは2回目の初期脱毛が治るまでの間もずっと使ってきました。
シャンプーが原因で脱毛が起こったのであれば初期脱毛は悪化するはずです。
よってシャンプーが原因説は薄いのではないかと思います。
・ヘアサイクルの影響
最後の原因はヘアサイクルによる脱毛です。
ヘアサイクルは4つの段階に分かれており、すべての段階を終えると抜け落ちます。
AGAが発症すると髪が伸びる期間である「成長期」が極端に短くなるのです。
ハゲ治療によってAGAによる作用を抑えてヘアサイクルを矯正したため「成長期」の中途半端な髪が多く残った可能性があります。
するとハゲ治療を開始した日から一斉に矯正された髪達の寿命は似通ってくるでしょう。
その時期が私の場合はちょうど９ヶ月目だったのかもしれません。
以上のことが原因で一斉に脱毛がおこる「2回目の初期脱毛」が起こることは容易に考えられます。
症例が少ないので断定できませんが、今回の初期脱毛は上記が原因ではないかと思います。
いずれにしても特に何かをおこなう必要は無く、勝手に治るので心配無用です。
脱毛が続く場合はクリニックの先生に直接みてもらいましょう。
２回目の初期脱毛を防ぐには
ヘアサイクルが原因で起きた場合を除けば、2回目の初期脱毛は防げます。
まずは紫外線対策です。夏場の紫外線量が多い時に外出する場合は帽子をかぶるか日傘をしましょう。
最近では「日傘男子」も増えてきており、男女問わず日傘は重要なアイテムになっています。
日傘はハゲ予防だけでなくシミやシワを防ぎ皮膚がん対策にもなるので、若いうちから紫外線対策として用いることはメリットが多いでしょう。
日傘や帽子が使えないビジネスマンやサーファーなどにおすすめなのは「飲む日焼け止め」です。
飲む日焼け止めであれば日焼け止めクリームが塗りにくい頭皮も紫外線から守ってくれます。
ただし日常的に飲まなければ効果は薄いそうなので注意してください。
AGAクリニックでも売っている場所があるので、気になる人は担当の先生に聞いてみて下さい。
シャンプーが原因で２回目の初期脱毛が起きている場合は、洗浄力の弱いものに変えましょう。
基本的にはアミノ酸系のシャンプーを使えば大丈夫です。
どのシャンプーがいいか分からい人には天然由来成分を使っているボタニストをおすすめします。
洗浄力は強すぎず、香りもいいので一度使ってみてはいかがでしょうか。
洗浄力の強すぎるシャンプーは要注意ですよ。
ハゲ治療9ヶ月目での体調変化
ハゲ治療を始めてから9ヶ月の間に起こった体調変化をお伝えします。
ちなみに画像はネタバレです。
ピースの意味とは！？
体調が悪くなることは１度も無かった
ハゲ治療を開始してから９ヶ月の間、１度も体調の悪化はありませんでした。
「ミノキシジル」や「デュタステリド」を使ってハゲ治療をおこなっている人の中には、ごくまれに体調の悪化を訴える人もいるようです。
ただし私や私の周りの友人も含めてハゲ治療をおこなったせいで体調が悪くなった人は一人もいませんでした。
これは私の意見ですが、可能性の低い体調の悪化を恐れてハゲ治療をしないのは本当にもったいないと思います。
むしろ薄毛の進行を毎日気にするストレスの方がよっぽど体や心にとって良くないでしょう。
クリニックで治療していれば体調が悪化する可能性のある人は検査で分かります。
万が一異変が起きても、先生に診てもらえれば大事には至らないでしょう。
もし本気で薄毛に悩んでいるのであれば、体調の悪化を心配する前に一度クリニックへ相談しに行くことをおすすめします。
私も当初は行かない理由ばかり探していたので気持ちは分かります。
体毛の増加が止まった
ハゲ治療から3ヶ月目に体毛の増加が見られました。
最初はうで毛、そして肩回り、太ももの内側などあらゆる個所の産毛が少しだけ濃くなる現象を体験しました。
ハッキリ言って誤差というレベルですが、間違いなく濃くなっているのは分かるといった程度です。
「このままずっと体毛が濃くなるのはちょっと嫌だな」とは思っていたのですが、6ヶ月目以降からはほぼ変化がありません。
もちろん元に戻るわけではないのですが、体毛の増加は6ヶ月からほぼ止まりました。
どうやら永遠と伸びる（もしくは濃くなる）ことは無いようです。
現在体毛の増加にお悩みの人はあまり心配しすぎなくてもよさそうですよ！
鼻毛の伸びるスピードが速くなるのはけっこうイヤでした。
手足のむくみも無くなった。
ハゲ治療をおこなってから2，3ヶ月目くらいに少しだけ手足のむくみを体験しました。
痛みを感じるほどでは無く「ちょっとむくんでるな」と自覚する程度のものです。
むくみを自覚したのは1，2回くらいで、3ヶ月目以降はむくみを感じたことはありません。
また寒い時期になれば血行が悪くなりむくみが出てくるかもしれませんが、そうなるとハゲ治療の影響かどうか微妙ですよね。
一応またむくみが出た場合は報告します。
ちなみにむくみの原因は「ミノキシジル」によるものなので「フィナステリド」や「デュタステリド」のみを飲んでいる人には関係ありません。
運動をするとむくみはすぐ取れますよ。
まとめ
２回目の初期脱毛が起きるというまさかの事態を迎えた９ヶ月目。ただし脱毛は2週間程度で治ったので心配にはおよびませんでした。
ハゲ治療の効果は徐々に安定してきており増毛のペースは落ちてきましたが、すでに十分な量の髪が生えたといえるでしょう。
成長の遅い生え際は未だに前進中だったので、効果が途切れていないことが証明できたと思います。
体調の変化も無くなっているので、全体的にハゲ治療に順応してきたといえるでしょう。
9ヶ月も続けていればハゲ治療も習慣化するので、もはや日常の一部です。
９ヶ月目にして薄毛の悩みはほぼなくなったと私は実感しています。
皆さんも一緒にハゲの苦しみから解き放たれましょう！
今では「やってよかった」という思いしかありません。
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